名古屋市 中区 栄 中日ビル4階 内科・心療内科 はたの医院〔English is available.〕

『はたの医院』は、基本的に総合内科を行う診療所です。
もし私達が体や心について何らかの問題を持つ時、痛い、辛い、あるいは不快な症状や徴候があれば、誰でもこれは何か悪い病気なのだろうかと不安を抱きます。 更に病気によって仕事や家庭はどうなるのだろうと心配するのも当然です。少し冷静になれば、どの病院で検査や治療をすれば一番良いのだろうかと考えます。でも、検査や治療をするのに仕事を休まなくてはいけないのだろうか、沢山のお金がかかるのだろうかと悩むでしょう。
いろいろ考え始めると、一晩中寝ることが出来なくなるほど、疑問が湧いてきます。そうした、病気と病気にともなう心配事を配慮しながら、患者さんを支えようというのが、私が考える『心療内科』です。『精神科』ではありません。

自分が病気になって、診療所や病院に行けば誰でも経験することですが、病気の身体症状や経過についての問診や診察、検査はしてくれます。そして、最後に沢山の薬を渡され、次回来院の予定を告げられて帰宅します。
医療側は、正確な診断をし、標準治療を行い、データを待ち、患者の次回の来院に備えます。
勿論、もう少し緊急状態であれば、救命センター、ICU,CCU,手術といった治療を早急に手配しなければいけない時もあります。

私は一般内科医なので、医学的な問題全てを治療し、解決する事はできません。また、患者さんのさまざまな質問にすべて正しい答えを与えることも出来ません。しかし、人間的な情報網や、最近のインターネットなどからの情報も利用しながら、患者さんの抱える問題を共に考えたいと思います。

患者さんが感じるたくさんの疑問のなかで、一番大切な問題は何なのか、大切なところから順番をつけて、問題を解決するための方針を決定するお手伝いしたいと思います。同じ病気であっても、患者さんごとに、病気の医学的な部分が一番重要と考える方もいれば、仕事や家庭への影響、経済的な面、人間関係と人によって、異なる事も多々ありますが、医学以外の側面について患者・医師が話し合うことは、現在の医療では多くありません。勿論、社会福祉士や臨床心理士などがいる病院では、相談できるでしょうが、診療所のレベルでしかも、現在の医療事情の中では大変難しい状態です。

一般的に言って、日本の方はコミュニケーション技術がうまくありません。自宅にいるときは、あそこが痛い、ここがおかしいといっていたのに、医師の前に出ると、緊張のあまりか、いいところを見せたいのか、別にどこも痛くありませんと言う患者さんが結構います。その一方、体全体が痛くて我慢できないと言いながら、待合室では熟睡している方も居られます。症状の訴え方、捉え方に個性が出るのは当然ですが、医療スキルを患者さんも学ぶと、患者・医師双方にとってとても素晴らしいコミュニケーションが出来、人間性を共有する楽しさを得る事ができます。ですから、受診するたびに何かを学ぶという態度で来られれば、医療者側も一生懸命勉強し、知識や技能を高める事ができます。私は、患者さんに良く受診する際、小さなノートやメモを持ってきてもらい、それに、その日に私に絶対尋ねたいことを箇条書きにして書いてきてもらい、理解できたらチェックしてもらいます。あるいは、私が描くイラストを持っていってもらいます。医療も昔からの『パターナリズム』(父権主義:医師にお任せ主義)から『自己決定』的な方向に変わってきていますが、わたしの態度は完全な『自己決定主義』ではなく、同じ時代を共に生きる人間として、患者本人の生き方、意志、価値観を尊重しつつ、家族、愛する人たち、医療者みんなで考えて意思決定をするのがベストではないかという考えです。 いずれにしても、医療も一つの制度、インスティチューション(政治、経済、宗教などを含む複合的な制度)、文化としてあるのですから、社会の中で、それらを自分にどのように適応していくかという能力は生きる為の、一つの重要な社会的スキルなので、私の医院においては、病気の知識だけでなく、現代の日本における医療の受け方も学んで欲しいと思います。

私は、以前に波多野内科を開業していた時にもそうしていましたが、患者さんが質問したい問題の内容はなんでも言ってもらいました。内科、外科、小児科、産婦人科、皮膚科、精神科などと現代医学では細分化されていますが、普通の人にとっては、初めから問題がどの科に属しているのか、簡単にはわかりませんから、どんなことでもまず相談に来てください。 一番大切な点は、自分が何を悩んでいるのかと言う事が、はっきりすれば、それを解決する手立てを探していく可能性があるということです。しかし、自分の身近な家族も、友人も逆に関係が近すぎて客観的に考えにくい場合もありますから、一度第三者によるセカンド・オピニオン(二番目の意見)を聴くつもりで立ち寄られればいいのではないかと思います。

勿論、一般内科医として、私自身が治療したり、指導したりできる病気も少なくありません。たとえば、感冒や胃腸炎、膀胱炎などの感染症、高血圧症、糖尿病、高コレステロール血症、消化器疾患、腎疾患などほとんどの内科領域の問題の治療や管理は、自分自身と専門医の協力で管理していく事が出来ます。また、ストレスに起因する心身症的な問題に対しても心身両面でサポートする事が出来できます。

私の医院に診察あるいは相談に来られて、その問題の緊急性、重篤性、専門性などを考慮して、その時点で、その患者さんに最善と思われる病院や専門医を紹介します。ヒポクラテスも言うとおり、判断は一番難しい医療のスキルです。幸いに中日ビルが位置する名古屋の栄辺りには、多くの優れた専門医がおられますし、大病院も少なくありませんので、患者さんにとっては幸せな医療環境かと思われます。 専門医や病院との連携は、患者さんに資するだけでなく、医療者同士のスキル・アップにも重要ですが、残念ながら『医療崩壊』『病院崩壊』と言われている今日、なかなか容易でないのも事実です。

現代医療では、一人の医師で全てをカバーする事はできません。それは、病態の成因の複雑性も一因ですし、それを取り巻く家庭、学校、職場、社会などの環境の複雑性、速度も大きな要因です。その上、医療を行う上での保険制度を含む行政、政治的制度も大きな規制要因になっています。そのような状況のなかで、自分を守り、子供を守り、よりよい人間社会を構築していく事は、至難の技といえます。本当により良い『人間になることを目指す』ために『少しでも良い医療を構築』したいというのが、私の理想としている医療です。

中区の内科 はたの医院
【外来受付時間】
名古屋の心療内科 波多野敬
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄4丁目1‐1
中日ビル4階
TEL:052-253-7370
中日ビルの内科・心療内科 【公共交通機関の場合】
地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車。
中央または東改札口から地下街13番出口を出てすぐです。  >>詳細
内科・心療内科 情報